ぼくのミステリな読書日記
2004年8月
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2004/08/01(日)  やっぱり、日本の夏はこうでなくっちゃ

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040801

昨日の徹夜ドライブの疲れからか、まぁーったくと言ってもいいほど、何もする気になれず。
歳はとりたくありませんな。
とりあえずたまっている洗濯物を片付けると、あとはインスタントの焼きそばで遅い遅い昼飯をズルズル。

ハッと気がつくと、おいおい、もう真っ暗になっているではありませんか。
それでも「動く気になれんなー」と、あくまで非生産的行為に固執していると、いきなり窓の外から、ドーン、ドーンなどとものごっつい爆音。
おお、すっかり忘れておりました。
今日は、「三大横浜みなと花火祭」(←今、ぼくが勝手に命名しました)のラストとなる「神奈川新聞花火大会」の日だったのですね。
ビルの向こうに炸裂する8000発の花火
ベランダにミニ縁台を持ち出し、蚊取り線香に火をつけ、どこかの旅館名が入ったツンツルテンの浴衣を着ると、しばしの花火観賞で「たっまやー」。

そうこうしているうちに、別の方角でも花火がポンポン打ち上げられているのが見え始めました。
横須賀の花火大会はちょっと遠くて、おぼろに霞んで見えました
調べてみると、どうやら方向から「横須賀 開国花火大会」らしいのです。
横浜は本日8000発、横須賀では7000発の花火が打ち上げられたということで、合計1万5千発の花火を堪能することができました。
ううー、ゲップが出そうなのです。


2004/08/02(月)  ただ単に気だるいだけなのです

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040802

はあぁぁ。
などとまあ、デカイため息をひとつ。ついでにあくびもポカリとひとつ。
ツライのです、ツライ。休み明けはツライ。
本当はリハビリとして、の〜んびり構えていたいのですけど、机の上に溜まっているあんなものやこんなもの、メーラーに届いているあんなメールやこんなメール、そして打ち合わせに打ち合わせに打ち合わせ……ああーん、これじゃあリハビリどころか、ショック療法だー。

そう言えば、会社のみんなへのお土産を何一つ買っていないことに、今ごろになって気付いちゃいました。

しかしここ最近は、「暑い」のだけど「涼しい」んですよね。
日中も、日なたは暴力的に暑いのですけど、日陰に入ると風がソヨソヨと心地いいし。
それだけが生きてる救いになっているのです。

何のことだか自分でもよく判りません。 ほぼ自動筆記状態です。


2004/08/03(火)  あるいは、ただ単に客が強烈なだけなのかも

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040803

スーパーの出入り口で、自動ドアに吊るされた「お客様へのお知らせ」が揺れておりました。
「強烈なタイムサービス」とは、一体何が強烈なんだろう……?

毎日夕方5時から“強烈タイムサービス”が実施されているそうです。
“強烈タイムサービス”……なんだか訳が判らないのだけれども、そそられるものがあります。
“強烈”って、一体何が“強烈”なんでしょうか。

ここでちょっと、“強烈”を辞書で調べてみましょう。

力・作用・刺激が強く激しいこと。また、そのさま。
「―なにおい」「―な個性」「―なパンチ」
とありました。
はっはぁーん、判りましたぞ。
きっとこのスーパーでは、毎日夕方5時からニオイがきっつくてもう触るのもイヤンと言えるほどのものを売っているに違いないです。
そんなある日のタイムサービス一例。 わははははは、どうだっ!
確かにこれだけ揃えてしまえば、“強烈”の名に恥じない品揃えになっています。
いやいや、ここまで揃えたら、もうワンランク上を目指して“モーレツ タイムサービス”とすべきでしょう。
頑張れ、奥さん! レジまでたどり着けば、小川ローザの「オー、モーレツ!」が待っているぞ!

この“強烈タイムサービス”、特にこの今のような時期だからこそ、より“強烈”度は増すと思うのですが、残念なことがひとつ。
それは涼しくなる夕方5時からのすたーとであることなんですね。
どうせ“強烈”を目指すのであれば、いっそのことお昼2時からのスタート、しかもスーパー全館の冷房装置を切って行うべきなのです。
ほら、そうしたら……

死人が出るぞ。


2004/08/04(水)  こ、こ、こんなところにぼくがぁぁ! しかもバカ顔全開

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040804

とうとう、キオスクで買っちゃいました。
「週刊ゴング」
キングコングではありません、ゴングです、ゴング。
プロレス雑誌なんですよー。

いやあ、確かにプロレスは好きですよ。ええ、ええ、好きですとも!(←なぜにキレ気味?)
でもあれは試合そのものを観るのが面白いのであって、選手がどうのこうのとか、そんなもんはどうだっていいのですね。
案の定、ページを開いてみればそれでなくてもむさ苦しい野郎どもが上半身裸になって「ウォーッ」と吠えている、そんな写真があちこちに……ああ、頭痛が。

しかしそれしきで参るぼくではない!
うはははは、何と今週号には特別企画として、JDスターの秋山恵のマル秘写真が掲載されているとかいないとか。
ちなみに秋山恵とは、こちら(↓)。5月に行った「格闘美2」のときの写真です。
いつもクールな秋山恵。でも唇がイヤラシイのです
秋山は秋山でも、NOAHの秋山じゃないっすよ。男色の趣味はありません(キッパリ)。

何とその彼女のマル秘写真が袋とじ……。
ああ、男子諸君なら誰もが甘酸っぱい思い出を持っているであろう「袋とじ」。
大人の世界が濃縮されているように思えてならなかった「袋とじ」。
底から覗き込むとかすかに見える肌色が、大人の世界を表していた「袋とじ」。
その、ニキビ少年たちの憧れだった「袋とじ」が帰ってきたのですよ、秋山恵として。

そんな訳で買ったのですとも、「週刊ゴング」を、生まれて初めて。
そしてカッターナイフを片手に、ザグリザグリと慎重に切れ目を入れ、いざっオープンッ!……あれ。
何とぼくの目前に現れたのはたったの4ページ。しかもマル秘でもなんでもなく、ただ単に露出度の高い水着を着ただけの4ポースだけなのでした。
え? え? え? ということは1ページ120円?
メチャクチャ高くついた袋とじなのでした。

クソー騙されたぜー……などと腐りながら、それでももったいないので各ページを隅から隅まで読みまくっていると「あれ?」。
とある試合の様子をレポートした記事に合わせて掲載された写真なんですが、

これ、オレやんけっ!
当然、試合をしている訳ではなく、その後ろの客席です。
口を大きくポカーンと開け、かなり呆けた顔で写っているのは、これはぼくなんです。
……いやいや、感じがよく似た別人と言うことも考えられるぞ。
と言うことで、ジックリとチェックしてみました。

客席の方向、間違いなし。
近所の観客、間違いなし。
当日の服装、間違いなし。

ああ……やっぱりぼくで間違いないようです。
どうしてこんな呆けた顔になってしまったのでしょうか。

ある意味、こちらの方を袋とじにしてもらいたかった今週号の週刊ゴングでした。


2004/08/05(木)  道教や儒教にはお葬式はあるのでしょうか

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040805

親戚の伯父さんが亡くなられたので、急遽、お葬式に参加。
しかし生まれて初めての神式のお葬式につき、何をどのようにやってよいのか判りません。
え? お焼香はないの?
え? 玉串って何?
え? 何度もペコペコして音を鳴らさず手を打って、またお辞儀?

子供の頃から仏式でのお葬式に慣れているので、どうしても、パラリパラリとお焼香してから、手を合わせて「ナムナム〜」と言わないことには、どうにも落ち着きが悪いのです。
何かをやり忘れているようなそんな座りの悪さとでも言うのでしょうか。

しかし、仏式と神式でこれだけ違うのだから、これが例えばキリスト教とかイスラム教とかになると、さらにスタイルが全然違うのでしょうね。
イスラム教はともかく、キリスト教のお葬式なんて、もっと列席の機会があってもいいと思うのですけどね。
考えてみたら、結婚式へのご招待では、結構、教会でのキリスト教スタイルが多いので、お葬式も単純にそれだけの機会があってもおかしくはないと思うのです。
どうせだったら告別式も、披露宴みたいに

なんてサービスがあってもいいんじゃないかしらん。

ああ、そうか。
考えてみたら、結婚式や披露宴は本人でプランを練ることができるのだけれども、お葬式や告別式は、普通「本人の希望」なんて伝えられませんもんね。
そりゃ仕方ないか。

親戚のお宅からの帰り道、由緒あるような古本屋を発見。
黒ネクタイのまま、気にもせずそそくさと店にお邪魔しようとすると、なんと店外の均一コーナーに店主がいるではありませんか。
外で店番している古本屋店主

きっと、あまりの万引の件数の多さに店主も手をこまぬいているわけにもいかず、こうして自ら均一台の上に乗って見張っているのでしょう。
しかしこの店主、商品の置き場を寄せたりして、非常に居心地のいいスペースを自らの手で作り出していました。
古本屋店主のいる場所はこのようになっています
こうなってくると、万引対策で店主が見張りをしているのではなく、ただ単に商品のあいだを吹き抜ける風が心地いいから、ただ単に夕涼みしているだけなのかもしれません。

最寄駅から自宅までの道すがら、またしても甘えんぼの仔猫(元・仔猫でしょうね)を見つけました。
毛づくろいしている元・チビスケ。肉球が全開なんです
今日の甘えんぼチビスケは、プルップルに柔らかそうなピンクの肉球を全開にしながら、毛づくろいに勤しんでいました。
ニクキュ〜、可愛すぎるぜ。
よし決めた! 今日からお前の名前は

ニクキュ〜
これに決定。可愛さマックス、最強だ。


2004/08/06(金)  真夏の夜中に起こった恐怖のできごと

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040806

キャー!
真夜中の寝静まった住宅街に響き渡る悲鳴。
そう、出たのです。出ました。
とうとうこの部屋に出たのです。
もうね、出た瞬間は金縛りになっちゃいました。全身がカチンコチン。
霊感少女でもあるまいし、何を今さらこの歳になって金縛りなんかに合わないといけないのでしょう。
ハフー、ハフー、引っ越してもうすぐ1年になろうというこのときになって、今更「出る」ことが判ってしまうなんて、もうどうしたらいいのでしょう。
新築だから、絶対に出ないと思っていたのにぃ。

そんな訳で、今度買い物に行ったときには、絶対に撃退グッズを買おうと固く決心したのでした。
まず定番のグッズとしては「ゴキブリホイホイ」ですね。
あと、イザと言うときの武器として「コックローチS」。
まずはこのあたりかなあ……。

そうです。
とうとう我が家にもゴキブリ野郎(……いや、こう書くと何だかサイテーな野郎が現れたかのようですが、そうじゃなく、本当のゴキブリなんですけどね)が出たのです。
相方なんてイスの上に飛び乗って「そこ! そこそこそこそこ、そこっ!」っとゴーゴーダンスなんて踊ってしまっているし。
あれ? これってどこかで観たような光景だなあ……と考えること5秒、「ドラえもんだ!」。
確か、ネズミが出て、ドラえもんとのび太くんのママが食卓の上でゴーゴーダンスを踊らされるというエピソードがありましたよね。
まさにあれ。
そのうち、飛び上がって、食卓のペンダント蛍光灯にぶら下がるんじゃないかと。

なんてショーモナイことを考えて、自分を誤魔化そうとしているのですが、しかしコワイものはコワイ。
断じて自分を誤魔化したり、ましてや偽ることなんて許されないことなのです。


2004/08/07(土)  今日もまた、ネコわんさか

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040807

昨日深夜に体験した恐怖劇場から一夜明けたものの、喰らってしまった精神的ダメージはかなり大きく深く、何もする気になれません。
こんなときは「そうだ!」、カットハウスに行ってきました。
いや、ただそれだけなんですけど。

帰り道に、久々にネコ溜まりを通ってみました。
するとおチビちゃんがトテトテと走って、草むらの陰の方に逃げて行っちゃいました。
自分にしてみれば、隠れているつもりなんでしょうが、でも丸見えなんです。
隠れているつもりのおチビちゃん
「あはははは、バカもんめ。見えてるんだよ」などと指摘するのも大人気ないので。「あれえ? どこ行っちゃったのかな」とキョロキョロしながら、ネコ溜まりから去ってあげました。

いつもの駐車場のところでは、今日も“ニクキュー”(勝手に命名済み)が、相変わらず肉球を全開にしながら毛づくろいに勤しんでしました。
こいつも、まだまだおチビちゃんのくせして、なかなかの洒落もののようです。
将来が恐ろしいぜ。
今日も肉球全開で毛づくろいに勤しむ“ニクキュー”

ニクキューと最近は行動を共にしているのが、黒ネコのおチビちゃんなんです。
ニクキューのお母さんが黒ネコだったので、ひょっとしたらこやつらは兄弟なのでしょう。
ただしこの黒ネコのおチビちゃんは、まだ生まれたてのためかなかなかに警戒心が強く、いつも写真を撮り損ねていたのです。
ところが今日は、やたらとニクキューがぼくの足元にまとわりつくほど人懐っこく、ずっと遊んでいたので、警戒心が解けたのでしょう。
クルマの下に潜り込んで遠巻きながらも、その姿をさらけ出してくれたのです。
初お目見え! 黒ネコのおチビちゃん。名前はまだない
これで、またウチの近所のネコマップに新たなネコのアイコンが付け加わりました。

ほっほっほ、今日はまたしてもネコわんさかの1日だったなあ……とゴキゲンで帰ってくると、久々に“カブキ”が道端でニャーニャー鳴いて、ぼくを立ち止めさせました。
見てみると、あら! ちゃんと三つ指ついて「お帰りなさいませ」とお出迎えしてくれているんですよ、これがまた。
失われつつある古式ゆかりの日本の伝統作法が、このようなネコちゃんの手にによって、次世代へと伝承されていくのか、などと感慨にふけりながら写真に撮ってあげました。
すると……ありゃりゃ。
何だかメチャクチャ怖い顔になっているんですよ。
これじゃあまるで、化け猫に迎えられたようです。
ぼくはこのあと、食べられちゃうのでしょうか。
家の近所で、カブキが三つ指をついて「お帰りなさい」。でも顔がコワイ


2004/08/08(日)  3年分はたっぷり観戦して、もうゲップが出そうです

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040808

そんな訳で、今日は横浜文化体育館へ尾崎魔弓プロデュースによる「OZアカデミー主催興行」を観に行ってきました。
OZアカデミー主催興行 第10回記念大会
これは、各団体を超えて参加した16名の女子レスラーたちによるトーナメント戦で、優勝者には1000万円が送られるというものです。
しかも敗者となっても、今度は敗者同士によるタッグトーナメントが組まれており、こちらで優勝しても賞金500万円がもらえるのです。
……って、なんだかよくワカラン説明だ。
ということで、オフィシャルページのトーナメント図を見ていただければよく判ると思います。ついでに結果も掲載されています。

しかし16選手のトーナメントだけでも15試合になると言うのに、さらに敗者のタッグトーナメント5試合を加えると、実に試合総数が20。
これをわずか1日で行おうとするのですから、選手はもちろん、観客にとっても実に充実したイベントです。
実際のところ、何時に終わるのだろう……とちょっと心配したりもしていたのですが、終わってみれば19時過ぎ。
13時からの開始だったので、休憩時間も含めて6時間でした。
しかしそれでも、終わってみると「あれ? もう19時? 6時間も経ってたの?」とビックリしてしまうほどでした。
やっぱり充実した内容だったので、時間が経つのを本当に忘れてしまってのでしょう。

以下、本日の写真を適当に貼り付けちゃいます。
特製弁当つき。初っ端にムシャムシャ食べちゃいました
「特別リングサイド」席と「リングサイド席」には、OZアカデミー特製弁当付き。
上下左右の“ご飯”が、それぞれOZアカデミー所属選手のアイデアご飯だそうで

だそうです。
個人的に、砂糖ご飯はちょっとどうかと……という味でした(笑)。

浜田文子をジャーマンスープレックスで投げるカルロス天野。手前はセコンドの東城えみ
浜田文子にジャーマンスープレックスを仕掛けるカルロス天野。
手前は、浜田のセコンドについた東城えみ。
個人的には、浜田文子のあの肩幅にもうメロメロな中橋ですので、彼女にはぜひとも勝って欲しかったです。
結局はカルロス天野の優勝で終わってしまったんですけど……くよくよ。

額を割られた上、有刺鉄線でがんじがらめに縛り付けられた長与千種
長与千種もまだまだ頑張っています。
初戦でシャーク土屋から、エゲツナイばかりの凶器攻撃を受けて額が割れています。
さらには有刺鉄線で身体をぐるぐる巻きにされ、長机でどつかれるわ、磔状態にされてしまうわと、もう拷問かと思えるほどの執拗な攻撃で、エライことになっちゃっていました。
最後には出血を止めるために巻いたタオルにライターオイルを振り掛けられ、火炎攻撃までされ、場内騒然。
いやー、ショーク土屋のあの徹底したヒールぶり、なかなかのものです。
ただし2回戦以降は、なぜかヒールぶりがすっかり引っ込んでしまっていいたので、ひょっとしたら、楽屋裏で「オマエ、やり過ぎだよ」なんて注意をされて「ごめんなさい」と反省していたのかも……と妙な勘ぐり。

ああ、今日1日で、もう3年分は観戦した気分で胸一杯になったのに、まだこれからしばらくは、女子プロ観戦チケットを取ってしまっていたぼくなのでした。


2004/08/09(月)  真夏の昼間に起こった恐怖のできごと

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040809

とある研修立ち会いのため、とある施設におりました。
ここはなかなかデカイ建物なんですが、今日がたまたま研修開催の狭間なのか、なかに人の姿はほとんどなく、まったくの貸し切り状態でイヤッホッホーだったんですね。
しかもほとんど大したトラブルもなく、「なんだ、なんだ、ラクショーじゃねぇか、コンチクショーめ」などと浮かれていると、あっという間に昼休みになりました。
「うー、腹が減ったぜ」と、カーペット敷きの豪華なロビーの片隅にひっそりと置かれたソファーに座り、近所のお店で買ってきたお弁当をひとり黙々と食べていたときのことです。
背後からかすかに

スタッ
と足音がしたのです。
いくら床がカーペット敷きで足音が立たないとはいえ、普通に歩いたらもうちょっと足音はします。
ははーん、これは誰かぼくを驚かそうとしているのだな、と思い当たり、知らん顔をしてあげることにしました。
やがて足音は徐々に
スタッ……
スタッ……
と近寄ってきました。
そしてすぐ背後で
スタッ
と聞こえたときに、「判ってるんだからねー」とばかりに後ろをバッと振りかえってやったのです。

ところが……誰もいないんです。
だだっ広いロビーには、ぼくしかいないのですよ。
ウワワワワァ〜。
確かにずっと背後で スタッ と足音がしていたのですよ。
あれはいったい何だったのでしょう。
すると今度はソファーの横ではっきりと
スタッ
と音がしました。
ああ、ああ、ぼくの真横を通り過ぎていくよ。ぼくを無視して通り過ぎていくよ。それがよいのか悪いのか……。
恐る恐る床を見てみると、さらに「キャァァァァ〜」。
カーペットがぐっしょりと濡れているのです。
これはもう、まさに新倉イワオと泉ピン子が司会の「あなたの知らない世界」の再現フィルムじゃないですか。
21世紀の情報化社会になったとしても、未だにこんなステレオタイプなスタイルは健在なのです。ムフー、ムフー(←興奮して鼻息が荒くなっている)。

ところが。
足音が通り過ぎていったあたりをよくよく見ていると、上から何かが落ちてきているではありませんか。
天井を見上げてみると……おお、あれだ!
天井にはエアコンの送風口が取り付けてあり、その周りがビッシリと結露しているのです。
天井に設置された送風口一面にビッシリ結露した滴たち
この結露が重みでポタリ、ポタリと床に垂れていたわけで、その滴がカーペットに当たって
スタッ スタッ
なんて、足音チックな紛らわしい音を立てていたのですね。

なーんだ、そういうことだったのか。
でも、周りに誰もいなくて話をすることもできず、本当にイヤーな気持ちだったんだからー。


2004/08/10(火)  わはははは、もう慣れたもんね。コワイけど。

http://shoko.jpn.org/read2004/read0408a.html#BM040810

あんまりこんなことばかりWeb上で書いてると、いったいどんなところに住んでいるんだと思われそうですが、事実だから仕方ないのです。
実はまたしても昨日の晩に現れたんですよ、ヤツが。
そう、 茶色のコスチュームに身を包んだヤツです。
そのヤツが、今度は部屋の真ん中を堂々と通り抜けていったのですよ。
しかもコヤツはなかなか大胆なヤローで、ぼくがテレビを観ているその真横を、例のごとく

スサササササササァッー
とイヤラシイ動きで駆け抜けていきやがったのです。
ぼくの真横ですよ、真横。
駆け抜けていったときには、爽やかな一陣の風が巻き起こったほどの最接近遭遇。
まさかそんなところをヤツが駆け抜けるとは思いもしなかったので、影が視界の隅を掠めていったときには目の錯覚か、はたまた飛蚊症なのかと一瞬思ってしまったほどでした。
これがワンちゃんとかニャンコだったら、「おお、よしよし。こっちにおいで。遊ぼうぜぃ」なんてじゃれ合いに行くところなのですが、何しろ相手は人類最古の敵(なのか?)、そうも言ってはいられません。
というか、頼まれたってヤツとじゃれ合うことだけはイヤです。勘弁してください。
きっとムツゴローだって本気で嫌がることでしょう。
そんな訳で、果敢にも殺虫剤片手にシューシュー、シューシューとゴキ退治の旅に出かけました。
とたんに空気清浄機が殺虫剤に激しく反応しまくって、ブオーブオー、ブオーブオーとフル回転。
うるさいよ。
というか、これって殺虫剤の成分を激しく部屋中に撒き散らしていることになると思うのだけど、大丈夫なのでしょうか?

それでも恐怖に負けず頑張った甲斐あって、ヤツを無事に成敗してくれてやりましたとも。
思えば初めて遭遇した前回は、金縛りになんてなってしまいましたが、2回目ともなればもう手馴れたものです。
そのうち大物狙いとか始めたり、挙句の果てにはゴキ拓なんか取ったりしているかもしれません……って、大ウソです。
勘弁してください。

そんな訳で、今日は会社の帰りにゴキブリホイホイのお徳用パックを購入。
家に帰るや、早速組み立て始め、数メートルおきに設置してやりましたとも。
ブービーとラップならぬ、ホイホイトラップ。
ヤツらにとっては、ここが地雷原。
このデインジャラスゾーンを無事通り抜けができるかなあ。わははははは。

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